幼なじみの家

実家の向かいには幼なじみの家がある。
大学まで自分の部屋から毎日見続けていた家だが、正直劣化が激しいのは以前から気になってはいた。



幼なじみから修繕の相談を受けて、一部外壁や床を剥がし、構造や下地の劣化状況を確認した。



一部土台や構造も傷んだ部分もあるが、それでも何とかなりそうである。
1階の床も抜けそうな部分もあるが、床材の劣化でその下地や基礎には問題が無いことがわかった。

故人であるご両親は芸術家であり作品も多く残されている。その作品達はすでにこの家の一部となっているように感じる。
また家族の思い出が残されたこの家は手をつけてはいけないようにすら思えてしまう。
慎重に考えていこうと思っています。


部屋には大きな絵が何枚も・・。


つい見入ってしまう・・・


かつてのアトリエ。塗料が一面にこびりつく床もそのまま残したい。