長沢浄水場



最近通っている病院の病室から山田守設計の長沢浄水場が正面に見える。

長沢浄水場は構造と表現が相まってとても美しい。
梁のない薄い床を可能にしているラッパ状柱が
愛らしくもあり、力強くも見えて素敵である。
さらにガラス面が緊張感を感じさせる。

敷地東側の「浄水場通り」をいつも通るのだが、
この付近はカーブが多くわき見はとても危険なのだが
いつも本気でわき見をしてしまう。
ウィング部が一瞬見える。

一般的には京都タワーや武道館の設計で有名な山田守であるが
私はこの長沢浄水場が特に山田守の良さが表現されていると思う。
DOCOMOMO100にも選ばれている。
近年塗装をされ、カーテンウォールなども当時と変更されているが
近代建築の多くが取り壊されることが多いなか、
形を変えてでも使われ続け、写真でなく実物を見られるのは
うれしいものである。

青山学園の裏手にある山田守自邸は現在ギャラリー兼喫茶店になっている。
こちらも秀逸である。見所たくさんです。