黒川紀章
黒川紀章氏が亡くなりました。
多くの作品を残しました。
私にとって最初の、自分が気づかずして触れていた黒川作品は湘南ライフタウン(藤沢市)である。
1967年にマスタープランを黒川紀章が設計。
1971年から区画整理事業が開始。1992年に完了している。
太い幹線道路に平行して生活道路を配置している。開発地内の農家をそのまま残していることが特徴。又交差点は十字路より安全なT字路となるように計画されている。
湘南ライフタウン内にある藤沢市営大庭台墓園に祖父のお墓があり、お墓参りのたびに大きく変化していく街並みを見ていた。
丘陵地に建つマンション群は遠く実家の方からも見え、印象的である。
黒川紀章33歳の時のプロジェクトである。
少々乱暴な比較かもしれないし、高度成長期の勢い、政治的な動きの後押しもあったであろうが、
今1つの街のマスタープランを任される33歳の建築家がいるかどうかを考えても黒川紀章がどれだけ秀でていたか想像できる。
彼の名作である中銀カプセルタワーはほぼ解体が決まっている。
都知事選により知名度が上がったことで、保存運動への支持率が上がり
再度検討されるような動きになることが望ましい。
かつて友人が住んでおり、
カプセルの中に10人以上無理やり入って飲んだのが懐かしい。
外観だけでなく、カプセル内、共用部も刺激的な建築であった。
多くの作品を残しました。
私にとって最初の、自分が気づかずして触れていた黒川作品は湘南ライフタウン(藤沢市)である。
1967年にマスタープランを黒川紀章が設計。
1971年から区画整理事業が開始。1992年に完了している。
太い幹線道路に平行して生活道路を配置している。開発地内の農家をそのまま残していることが特徴。又交差点は十字路より安全なT字路となるように計画されている。
湘南ライフタウン内にある藤沢市営大庭台墓園に祖父のお墓があり、お墓参りのたびに大きく変化していく街並みを見ていた。
丘陵地に建つマンション群は遠く実家の方からも見え、印象的である。
黒川紀章33歳の時のプロジェクトである。
少々乱暴な比較かもしれないし、高度成長期の勢い、政治的な動きの後押しもあったであろうが、
今1つの街のマスタープランを任される33歳の建築家がいるかどうかを考えても黒川紀章がどれだけ秀でていたか想像できる。
彼の名作である中銀カプセルタワーはほぼ解体が決まっている。
都知事選により知名度が上がったことで、保存運動への支持率が上がり
再度検討されるような動きになることが望ましい。
かつて友人が住んでおり、
カプセルの中に10人以上無理やり入って飲んだのが懐かしい。
外観だけでなく、カプセル内、共用部も刺激的な建築であった。
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