庇微調整



当初減額のため和室の前の雨戸を中止したのだが、将来取り付けられるように枠となる部分を庇状に残してある。
この上枠から落ちる雨水が下枠にあたり木建具を汚すので上枠の先端に小さな樋を設置した。設計時から樋を設けるか、下枠の出を下げるか、考えていたがとりあえず、どの程度のことがおきるか様子をみた。(自宅だから出来ることではある・・)
1年経って樋を設けた。
庇の材料と同じガルバリウム鋼板を折り曲げて作ったので、実際のところほとんど気にならない。
物の納まり、ディテールの意匠的な重要度は人とその納まりまでの距離でがかわる。
当然のことだが、遠ければ細かいことは気にならない。
近いとちょっとしたことが気になる。
例えば体育館の天井の納まりなどはざっくりと大胆に納めていけばいいし、
それに対して住宅では椅子や机のさわり心地まで気になるものである。
樋もその距離を踏まえてサイズも25㎜程度として目立たぬようにしている。



△樋をつける前


△樋をつけた後

和室は風通しが良いので、蚊帳を張りました。
子どもを寝かせたりしています。


先週から西側のブルーベリー畑がブルーベリー狩りをはじめた。
夏休みに入ったので家族連れが多いようです。
大騒ぎです。