つくば眼科クリニック

23日に震災後ようやくつくば眼科クリニックの現場にいきました。

茨城県の中では被害が少ない地域ですが、それでもつくばエクスプレスから見える瓦屋根の家の多くが棟瓦の破損などでブルーシートが屋根に掛けられていました。

震災後は茨城県ということだけで建材が届かないなど混乱していましたが、多少なりとも状況が見え説明が可能になったこの段階でお施主様に立会いただき、現場の進捗状況と工程が依然として読めない状況であることを説明させて頂きました。

一般的に工程の流れの中で施主に材料の素材、色などの確認を段階的にとっていくのが通例ですが、発注が早ければ早いほどよい、早くても搬入されるかわからない状況を踏まえて、ほぼすべての材料を決定して頂きました。

開業などのタイミングが見えない状況はお施主様にとっても不安があるかと思います、可能な限り早く引き渡せるように頑張っています。


屋根面は葺き終わっています。壁も一部ガルバリウム鋼板の平葺です。


外部の庇は鉄骨造です。

庇のある部分の壁は杉板貼りです。こげ茶色に塗装予定です。色もサンプルに試し塗りし決定して頂きました。換気口となるベントキャップ等の色をあわせて決定します。


震災のあった次の日に上棟した薬局棟です。
余震もあるなか大変だったと思います。
現場の気合を感じました・・。