全然暗くない。

計画停電実施も少なくなり、暗かった街や店舗も少しづつ、明るさを取り戻しているように思います。

少々焦っています。暗さ全然気にならなかったので。
今回ほどエネルギーについて考え、方向性を転換していくこれ以上の機会はないのではないかと思います。
このまま前の生活に少しづつ戻っていくことだけは避けたいです。
周囲でも知り合いのブログでも多くの人が暗さについて気にしてないし今までが明るすぎたと話しています。

今回のエネルギー不足を補うために計画停電なんて手段があったのかと驚きました。
医療福祉関係、人の命に繋がりそうな場所についてもっと計画的に実施出来ればとても有効な手段と思います。
もっと生活に根付いてくれば、慣れちゃうのでは。
せっかくちょっと慣れ始めてたと思うのですよね。もちろん自分も仕事にならない部分はありました。
でも前に戻すんではなくて、計画的にやる方向に動いてほしいです。
もちろんそれは簡単な話しではないのはわかってるのだけど、
「今日は計画停電だから早く帰るしかないねー。」とか、みんな普通の生活の中で話せるようになっていったらとても前向きな不便さだなと思います。

さらに暗くても全然気にならなかった。
むしろ暗い方が、良いことに協力してるな。えへへ。と前向きになれたもんだ。
いまは明るいところを通る方が罪悪感すら覚える。

少々話しはそれるが、戦後の影がのこる日本に明るい蛍光灯が普及したことで、それまでの白熱裸電球の暗さから明るくなり、戦後が終わった、復興した。と気持ちが前向きになれと聞いたことがある。想像できる。
ただこのことがきっかけでもともと暗さの美意識にも敏感であった日本人の感覚が鈍ってしまったのだろうとも思う。今や建売住宅、マンションなどでは必ず部屋の天井の中心には大きな蛍光灯の照明が設置されるようになっている。
せっかくだから今回を機に暗さに慣れたい。暗さのなかでも心が明るくなればいい。
日本を明るくするために・・・って看板明るくするのはやめてほしい。
安直だしせっかくだから別の方法で日本を明るくしてほしい。

さらにずれていくけど・・
夜桜にしたってライトアップは自粛すべきだと思うけど、別に桜の下で飲むことを自粛する必要などないと個人的には思います。
折角だから東北のお酒で東北の名産物で飲めばよっぽど被災地のためになるのでは?
省エネルギーと自粛はまったくちがいますよね。

今日は息子の入園式です。
便乗して帰りに東北のお酒を買いに行こうかな。



昨晩は毎年見ている以前ブログで書いた三沢川を見に行きました。
歩道の街灯が少しライトアップ効果で良かったです。
ライトアップ、確かにほしいが・・・我慢我慢。