屋島の家 基本設計UP

屋島の家の基本設計が完了しました。
模型写真をHPにUPしました。





概算の作業にはいる前に仕上げのサンプル、設備のカタログを用意し説明しに香川へ週末いってきました。


屋島の家の屋島は高松から北東、テーブルマウンテンのように上部が平らな特徴をもった山なのですぐに分かる。
また「源平盛衰記」、あの那須与一が船上の扇を一矢で射落とした舞台だそうだ。屋島寺は四国遍路の第八十四番札所にあたるとのこと。

敷地は屋島寺への参道沿いのひな段状の造成地に計画されます。
敷地はとても広く、眺めも良い。素晴らしい環境です。
建物自体は1000万円台のローコストの住宅ですが、設計、施主それぞれの立場からアイデアを出し合い基本設計案を作り上げてきました。
広い敷地を活かし、坪単価的には多少割高にはなりますが平屋として計画をしています。
平屋とすることで敷地の広さを家の中に居ながらでも味わえるようにしています。
細長い敷地の両端まで視線が行き届くような平面計画です。


また車で15分程度の場所にイサムノグチの庭園美術館があり、その周辺で採れる庵治石はイサムノグチも多くの作品で使っている石です。(一般的には墓石、城の石垣に多い)
採掘場もあり、多くの不要になった石が山のように積み上げられている。

打合せ後に現地にいく。加工しなければ3500円/トンで買えるとのこと。
アプローチは施主施工で庵治石でつくります。とお施主様より提案を頂きました。
コスト削減というより家づくりを積極的に楽しもうと考えられており家も幸せだと思います。

まだまだ決めることも多いですが、とても楽しみです。