はなこ

週末は息子の発表会でした。
2日間踊りや歌を楽しませてもらいました。
年長で残された行事が少なくなりさみしい限りです。
息子の友達も行事に行くたびに絡まれたりしてるので自分にとってもいとしい子ども達です。
小学校の学区が違うため、一緒の小学校に行けないのがとても残念です。
息子は今のところあまり気にしてないようなのですが・・。


話しは違いますが・・
さらに1週間前の先先週末、妻の実家の愛犬華子(はなこ)が亡くなりました。
黒ラブで14歳でした。大型犬では長生きしてくれました。
結婚するタイミングで飼い始め、実家がそばで散歩もしたり、
お盆休みに行く山小屋等はいつも一緒でうちにとっても家族でした。
今年の初めにがんが見つかり。手術では治せない状態でした。
それから半年以上、人間なら3年分くらい頑張ってくれました。
先月になって、動けなくなって、食べれなくなっても頑張り続け、痛み止めも飲めなくなり
最期には口やお尻からも血が出るようになり、そのたびに痛みに耐えてる姿をみて・・
安楽死を選びました。
両親も妻や義妹もかわるがわる看病していましたが仕方がない結果だったと思います。
安楽死という手段はかかりつけの獣医に相談しても立場上答えてはくれません。
自分の姉が獣医でしたので相談してみたところ、
そこで聞いた考えは参考になったのでブログでまとめてもいいかなと思いました。

・獣医としての立場ならすすめられない。だけど、自分だったらという個人的な意見。
・既に病気が治る見込みがないこと。十分看病につとめていれば犬にも伝わる。
・家族に反対する人が一人でもいればすすめない。
・病院ではなく、一緒に住んでた家で看取る。
・ただし、その時納得してても後から後悔して悩んでしまう人がいる。
 周りがサポートしてあげる。

欧米の方はペットの安楽死は一般的なようです。

上記の話しで皆で話し合い。
安楽死という判断をしました。麻酔で眠らせてからの処置です。
ようやく楽になったように我々からは思えました。
良かったことは週末だったこととで、両親、僕ら、義妹夫婦そろって看取ることができたこと。
亡くなる前にみんなでハナコの思い出をハナコの前で話しかけながら見送ることができたことでした。



息子にとってははじめて体験する死でした。

もう一緒に遊べないねと、子どもなりに感じて学んでくれているようでした。


人間の安楽死とペットの安楽死とは意思を伝えることができる点で全然違いますが、
オランダではかなり積極的なようですね。
せっかくなのでちょっといくつかの本をamazonに注文してみました。
暗い話しですみませんでした。