金沢海みらい図書館 

昨日は住宅の打合せで金沢へ。
打合せ前に以前勤めていた設計事務所の設計した海みらい図書館へ行ってきました。
木曜日まで図書館のコンペに参加していたので、前回の打合せの際に来れればよかったのだが・・。結局参考にはできませんでした。


孔というか窓というか採光のとり方が特徴的な外観内観だが、中から見た様子はとてもよい。本棚が並ぶこの一番大きな空間は2、3階にある。




いままで雑誌やサイトで見てたときは小さな「孔」から光がはいっていると思っていたが、「孔」ではなく思った以上に「窓」で、壁の向こう側を感じるものであった。、
具体的には壁との距離で印象が変わる。近くで見てると小さな窓から向こうが見えている。離れてみるとうっすらと外の風景が透けて見える大きな窓という印象。それは想像してなかった光景でした。孔の位置、数、サイズ、納まりの検討を相当していたようなので、その絶妙なところが実現できているのかなと思います。



写真を暗くしてみると後ろの風景が何となくみえるのが分かると思います。


天井高さも当初図面などで見てたときはこんなに無くてもとおもいましたが、天井の高さがこの壁を効果的に見せています。



いくつかは「うーん・・・」というところもあります。ただ、それでも窓のよさが勝ってると思うし、これを実現するためのスタッフの苦労も想像できるだけに、素直にすごいと思ってしまいます。
受験シーズンにもかかわらず、机が開いてるのはやはり立地のせいかな。車でないと少々厳しそうですしね。
駐車場はいっぱいだったけど。もっと学生も使ってほしいものです。