亀有のオフィス
■Text
前テナントは新型コロナウィルス対策としてテレワークを推進。そのため広い事務所は不要となり、コンパクトな賃貸事務所に移転させることとなった。新テナント(施主)にとって都合の良い広さの賃貸事務所が空き、一部前テナントが残した部分は再利用し、オフィス家具も引継ぎ、どちらにとってもメリットのある計画となった。柱梁が現しの執務室、会議室は、当初は下階のスーパーの荷解き室などに使われていた。執務スペースとするには不向きな状態であるため、前テナントは倉庫として使っていた。新テナントのためのリノベーションにあたり、不足している水回りや空調換気設備を整え、執務空間として健全化させることとした。特徴的な1.5mもの梁を意匠としていかした執務空間となった。
■Data
東京都葛飾区
リノベーション
延床面積170坪
2020年11月竣工
撮影:小出薫
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