高津の家


■Text

接道している敷地の東側の間口が狭いものの現状は東西南の三方がひらけている。そこに木造三階建の住宅を計画している。将来的には三方に同規模の建物が立つことも考慮しながら計画している。間口が狭いからこそ、長い奥行き方向に光を奥まで届けるように、視線を遮るものを配置しないように、階段、収納、トイレ、構造を北側に寄せ、残したスペースで広さを感じるような間取りとしている。2階のリビングダイニングに連続したテラスとは別に3階にもテラスを設け、明るい物干しスペースを確保しつつ、テラスに面した吹抜けを介して2階のダイニングにも自然光を落としている。


■Data

神奈川県川崎市高津区

木造3階建

延床面積105.29㎡

2015年4月竣工

撮影:藤井浩司/Nacasa&Partners


■Press

magazine

月刊ハウジング リクルート 2016年3月号 掲載

男の隠れ家 プラネットライツ 2017年3月号 掲載

小さな秘密基地の造り方 三栄 掲載 

建築知識 2017年6月号 掲載

houzzツアー掲載


■「高津の家」についてのBlog