配筋検査
極楽寺の家の配筋検査にいく。
周辺は既に森深い感じです。
周辺は既に森深い感じです。
柴村豊士構造設計事務所の柴村さんにも立ち会って頂く。
僕がシーラカンスK&Hで設計監理に携わった博多小学校の構造設計事務所の担当者が柴村さんでした。
それ以来のお付き合いで、ここ最近の物件は柴村さんに協力いただいている。
鎌倉の多くは埋蔵文化財の調査が必要な範囲になっており、極楽寺の家の敷地も対象であった。基本設計完了時に鎌倉市文化財課により2mX3mX1.3mほど試掘をし、重要な文化財がでないことを確認の上実施設計入っている。
着工時にも試掘以上の根切り(土堀り)がないか文化財課の担当者が立会いに来るほど、厳重である。
文化財は出てしまうと調査が完了するまで現場に入れない。またものによっては中止ということも考えられるので大変である。
先に話した博多小学校の際は実施設計が完了時に敷地内調査で元寇防塁が出土。
計画の変更を余儀なくされた。
調査後に元寇防塁に触らずに元寇防塁が見れる展示室を地下に設けた。
結果的には市民に開放される魅力的なスペースが増えて良かったのではないかと思う。
話がそれたが基礎まわりの話でした。
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