学芸大学ペットクリニック 竣工写真
交差点に面した視認性の高いロケーションにあり、歩道に面したガラスの間口も広い。
待合室に加えて顔になるトリミング室を歩道側に配置したいという希望であった。
ただ、直角部が1箇所しかない不整形なテナントスペースで、また移動不可能な構造の壁で仕切られていた。
まずは躯体で仕切られたひとつを広めなオペ室兼X線室とし、残りを短冊状に奥から入院室/隔離室、検査室、診察室、待合室とした。最後に残された三角形の部分が待合室なっている。
実際は建物が不整形であるのだが、歩道側から見れば内部のクリニックの間取りが斜めに納められたように見え、結果的にその不思議な印象がクリニックの特徴になっている。
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